松尾嘉代さんはテレビドラマで活躍された女優で、「サスペンスの女王」ともいわれました。
悪女役や、官能シーンの演技も多く、清純派とは違った魅力の女優でした。
そんな、松尾嘉代さんの若い頃の思い出を振り返ります。
松尾嘉代さんのプロフィール
- 松尾 嘉代
- 生年月日 1943年3月17日(76歳)
- 出生地 東京都
- 駒沢学園女子高校

幼いときは東京の下目黒で育ちました。下町の戸のない生活が嫌で仕方がなかったといいます。
1959年、16歳の時、駒沢学園女子高校在学中に日活の公募に合格し入社します。
松尾嘉代さん、16歳で映画デビュー
16歳のときに今村昌平監督の映画『にあんちゃん』(1959年)で女優デビュー。
この映画は、実話をもとに作られた作品で、昭和28年炭鉱閉山の嵐が吹き荒れるなかで、孤児となった安本家の四人の子供たちが、必至に生き抜こうとした姿を描いた感動ドラマでした。
貧しい家族の家計を支えるため、唐津へと奉公に出る健気な少女を好演して人気となりました。

1961年、駒沢学園女子高校卒業。1960年代は主に清純派の女優として活躍していました。


吉永小百合主演の『青い山脈』(1963年)の駒子役、『潮騒』(1964年)の千代子役など。
また、1964年には鈴木清順監督の『肉体の門』(1964年)に出演しています。
テレビの時代劇などでお馴染みの女優の野川由美子。若き頃、日活では鈴木清順監督の「肉体の門」「河内カンメン」などに主演した。
※画像は河内カンメン、後ろは松尾嘉代 pic.twitter.com/mMGUxq8HQe— 偏愛的70’s (@kakochan1972) May 24, 2015
1964年に日活を退社し、TBSの人気ドラマ「日曜劇場」に出演
「渡る世間は鬼ばかり」の橋田壽賀子が脚本、石井ふく子がプロデュースを担当しました。
【ちょっと一興?】
モノクロ▶️カラー
『東芝日曜劇場』〔TBS〕
「愛」[69.06.15初回放送]より#池内淳子 #高橋悦史 #松尾嘉代 @retoro_mode pic.twitter.com/KjktVY57Yh— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) March 29, 2019
松尾嘉代さん、1972年に出演したテレビドラマ『パパと呼ばないで』が大人気に!
杉田かおるさんと石立鉄男さんの名コンビで大人気となったドラマ『パパと呼ばないで』では気の強い美容師・園子をコミカルに演じました。
【井上家紹介⑤】
長女・園子(松尾嘉代)。美容師の資格を持つ。気が強く、右京とはしょっちゅう喧嘩になるが…。?
〔第1回・きっと立派に育てて見せる〕#パパと呼ばないで @retoro_mode pic.twitter.com/IrKwgIrI4U— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) October 27, 2016
園子「あたしね、チーちゃんの良いママになれる自信はあるけど、右京さんの良い奥さんになれるかどうかは…」
※『#パパと呼ばないで』第38回「長い間お世話になりました」より#石立鉄男 #松尾嘉代 pic.twitter.com/eJG5GrMwHS
— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) September 19, 2018
松尾嘉代さん、人気絶頂期に病気に・・・
『パパと呼ばないで』がヒットしましたが、1974年には結核に罹ってしまい、3年間の闘病生活を送ることになりました・・・
1977年にカムバックしてからはより演技の幅が広い女優になっていきます。
松尾嘉代さん、サスペンスの女王に
テレビ朝日の名物番組「土曜ワイド劇場」における「女たちの華麗な闘い」シリーズでの熱演は視聴者に強い印象を残しました。



このシリーズでは、松尾嘉代演じるヒロインが自分の欲望をみたすために、陰謀をめぐらして他人を欺き、時には肉体を利用してのし上がり、ライバルを蹴落とした時には高らかな哄笑を上げて相手を嘲笑う悪女を演じるピカレスク・ロマンがたびたび展開されました。

懐かし~!
森本レオと共演した密会の宿シリーズを、覚えてますw pic.twitter.com/jfdQcfEGtx— のぶ太 (@nobuta07) September 16, 2019
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松尾嘉代さんの現在は?
正式に引退はされていないようですが、最近は芸能活動はされていないようです。残念ですね。
松尾嘉代さんの若い頃、まとめ
サスペンスの女王といわれるだけあって、ドラマでの役柄は、癖のある悪女役も多かったですね。
「密会の宿」シリーズではコミカルな役も演じるなど、テレビドラマで大活躍されました。ドラマでなくても最近の様子が知りたいです。
