田村正和さんの若い頃の活躍を画像で振り返ります｜芸能人の若い頃や思い出を振り返ります

名優、田村正和さん、77歳でお亡くなりになりました・・・

『古畑任三郎』や『眠狂四郎』など代表作はもちろん、ファミリードラマでも活躍されましたね。

田村正和さんの若い頃の活躍ぶりを振り返ります。

田村正和さんのプロフィール

生年月日:1943年8月1日
没年月日:2021年4月3日（77歳没）
父親：阪東妻三郎
長兄：田村高廣
次兄：田村俊磨
弟：田村亮
出生地:京都市右京区
成城学園高校
成城大学経済学部卒業
血液型：A型
身長:172cm

父親の阪東妻三郎さんは1916年、16歳の時に

歌舞俳優の11世片岡仁左衛門の内弟子になりました。

しかし雑用ばかりでなかなか舞台に上がらせてもらえなかったことから、因襲と家柄優先の歌舞伎の世界に限界を感じ、1922年には映画俳優に転身。

大人気となり「阪妻（バンツマ）」の愛称で親しまれるようになります。

阪東妻三郎・片岡千恵蔵・市川右太衛門・嵐寛十郎・長谷川一夫、大河内伝次郎の6名は、6大時代劇スターと呼ばれ、娯楽の中心だった映画で大活躍。

その中心だった京都は映画産業で栄えていました。

田村正和さんは、阪東妻三郎さんの3男として東映京都撮影所近くの京都太秦に生まれました。

田村正和さんの育った環境は、全てが規格外。

なんと自宅の敷地面積は1000坪以上。

そこに巨大な屋敷が建ち、庭先にはテニスコートが二面、さらには川まで流れていたといいます。

その後、京都から世田谷へ移住、しかし9歳で父、阪東妻三郎を亡くしてしまいます。

田村正和さんは幼い頃、なんとなく父親のしている仕事をしたいと思っており、それを知った父・阪東妻三郎さんは大変喜んだと語っています。

幼少期の田村正和さんについて、弟の田村亮さんはこのように語っています。

「よく面倒を見てもらった。優しかったですよ。でも時にはレスリングみたいな取っ組み合いの喧嘩も。ごく普通のそこらじゅうにいる兄弟でしたよ。中学の時なんか、同級生の女の子が、正和さんが駅で歩いてたよ！とか、わざわざ言ってくる。歩いてても不思議はないんだけどいちいち僕に報告してくるほど、ファンみたいな子達がいっぱいいた」

出典元：tv-asahi

父の死後、役者の道を志します。

そんな彼が俳優を志したのは小学校のとき。9歳で父を亡くした正和さんは、その跡を継ぐことを自ら決意。

田村正和さんの若い頃、映画俳優を志すが・・・

そして1961年、高校在学中に『永遠の人』でスクリーンデビューを果たします。その後、映画俳優として数々の映画に出演。1960年代だけで34本の映画に登場するも主演を務めたのはわずか6本でした。

後に、このよう語っています。

あの頃の阪妻のね、親の七光り、すごいものがあってね。こんな何の基礎も出来てないさ、若い男の子、息子だって言うだけでね,その男のために4、5本主演映画を用意してくれたわけ。で、何も出来ないわけね。ことごとく当たるわけないでしょ？で、期待に応えられなくて。

出典元：tv-asahi

映画では父や兄ほど成功をおさめることができませんでした。

田村正和さんの甘いマスクは当時の時代劇には合わなかったのかもしれませんね

活躍の場をテレビに移すと、テレビドラマで人気が開花。

そんな田村正和さんの人気を不動のものとした時代劇が『眠狂四郎』でした。

田村正和さんの若い頃、『眠狂四郎』が当たり役に

柴田錬三郎の小説をドラマ化した『眠狂四郎』に主演

ニヒルな剣客、眠狂四郎を演じました。

柴田錬三郎らしいサービス精神に溢れたドラマで、田村正和さんの演技はもちろん、柴田錬三郎自身が特別出演したり、ポルノ女優を起用してエロチックな場面もあったりと、型破りな時代劇でした。

#OnceUponAtimeMW

今から65年前、柴田錬三郎によって生み出されたニヒリストヒーロー「眠狂四郎」。
日本人離れした容貌に痩身長躯、躊躇なく人を切り捨てる残虐さを併せ持つ複雑なキャラクターを市川雷蔵、田村正和が演じ人気を集めました。

©Mitsui Eiichi#MuseumWeek2021 pic.twitter.com/aKEZsgRbLQ

— 町田市民文学館ことばらんど（町田市公式） (@machida_kotoba) June 7, 2021

多くの女性をトリコにしたこの狂四郎は当時「憂愁(ゆうしゅう)の貴公子」と呼ばれ一世を風靡したのです。

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スペシャル時代劇版『乾いて候』で田村3兄弟が共演しました。

田村正和さんの若い頃、ホームドラマで大人気に

1983年『うちの子にかぎって…』でこれまでとは違ったコミカルな３枚目を演じ、新たなファンを獲得しました。

ちょっと頼りない優柔不断で生徒に振り回される小学校の先生役が見事にはまり大ヒットとなりました。

『子供が見てるでしょ!』

『パパはニュースキャスター』

いきなり3人の父親になるというホームコメディー。最高視聴率24.8％を記録しました。

『パパは年中苦労する』

と引き続き現代ドラマで活躍しました。

1988年『ニューヨーク恋物語』が大ヒット

トレンディドラマ全盛期の名作、大ヒットとなりました。

当時のトレンディドラマの中でもやや年齢層は高めのオトナのドラマといった感じでしたね。

田村正和さんの悲報
残念です…
ニューヨーク恋物語大好きでした
漂う色気、甘いマスク
シャンプーシーン忘れられません…
また名優が逝ってしまったなぁ
?✨ pic.twitter.com/zWfyUHKkPH

— ミコ? (@MikofreeuQ) May 18, 2021

田村正和さんの若い頃、古畑任三郎が大ヒット！

田村正和さんの代表作、『古畑任三郎』ですが、当初は刑事モノはやりたくないとのことでオファーを断ったそうです

しかし

三谷幸喜さんから

「従来の刑事ドラマとは異なり、ピストルを持たず、アクションも無く、論理的に事件を解決する」

と説得されたそうです。

古畑任三郎「さよなら、DJ」

この回ほんと全てが上品。
古畑がじわじわプレッシャーかけていく戦略も最高やし、ラジオの本番中に自分が疑われてることの焦りで集中できなくなっていく緊張感も、桃井かおりが見事に演じきってる。

とにかく桃井かおりの犯行シーンだけでもかなりの見応えあり。 pic.twitter.com/9DwUBOWrcw

— 天ちゃん。 (@tenchanman777) June 1, 2021