2018年、西城秀樹さんは63歳の若さでお亡くなりになりました。
脳こうそくで闘病されていたのは知っていましたが、どのような経緯だったのでしょうか?
病気の発症から壮絶な闘病生活について調べてみました。
最初の脳梗塞は2003年に発症したといわれていましたが、調べてみますと実は2001年に発症していたようです・・・
#TLをヒデキ祭りにしたい#秀樹さんありがとう #西城秀樹
中1の頃に歌手 西城秀樹を好きになった。
歌の巧さ、新しい事に果敢に挑戦し成功させる行動力、すべてが華やかだった。
脳梗塞になってもファンは離れなかった、彼は以前より強く大きく優しくなった。
今は人間 西城秀樹を愛している。 pic.twitter.com/HFFRkj7pZL— Mo (@Mo74906384) June 23, 2018
西城秀樹さんの脳こうそくの原因は?
西城秀樹さんはとても自分に厳しく、ステージのためにハードなトレーニングを続けていました。
脳こうそくの発症前にはスタイル維持と体力作りのために毎日100回の腕立て伏せをしていたそうです。
水分を取らずにハードなトレーニングをしていたことが原因ともいわれています。
西城秀樹さんはヘビースモーカーでタバコを一日4箱吸っていたとのこと・・・
喫煙は血管を狭くするそうですから、脳の血管も心臓もダメージをうけていたのかもしれません・・・
また、タバコとともに大の酒飲みで、毎日ワインを2本飲んでいたとのこと・・・
仕事のストレスでしょうか・・・
健康的な生活習慣とはいえませんね・・・
西城秀樹さんの脳こうそくはいつからだったのか?
これまで、西城秀樹さんが初めて脳こうそくを発症したのは2003年6月20日、韓国滞在中だとされていました・・・
しかし、本当は2001年の秋に脳こうそくを初めて発症しています・・・
「なんか、体がふらつく・・・」「言葉も話しにくい」という症状を感じた西城秀樹さんは、軽い気持ちで近隣の病院へ行きました・・・
そして、緊急入院・・・脳こうそくの診断でした!
この時は、西城秀樹さんの健康的なイメージを保つために、たばこの吸いすぎによる「二次性多血症」と過労による脱水症状だと発表されました。
そのため2003年6月の2回目の脳こうそくが、西城秀樹さんの初めての脳こうそくとされていました。
西城秀樹さん、韓国滞在中に2回目の脳こうそくを発症
2003年6月、西城秀樹さんが2回目の脳こうそくを発症したとき、韓国の済州島でのディナーショーのためにホテルに滞在していました。
西城秀樹さんの脳梗塞はサウナが原因なのか?
韓国でも、大好きなサウナに入っていました。日本のサウナと違って水分補給があまりできなったこともあり、西城秀樹さんは水分補給をせずに、日本よりも高温のサウナにはいっていたところ・・・
サウナから出て体調がおかしく感じ、その夜の食事会もキャンセルしました。
翌朝には顔に違和感がありひきつっている、体のだるさも解消されていませんでした。
マネージャーは、ろれつのまわっていない西城秀樹さんの異常に気付きました。しかし、韓国に来ているので言葉も通じずどうしていいのかわからない・・・
日本の主治医に連絡すると、「脳こうそくの疑いがあります、一刻も早く病院に行ってください」とのこと・・・
西城秀樹さんは、韓国の病院にいきましたが、CT検査の結果は「何も異状がない」との診断・・・
不安に思ってその場で日本の主治医に連絡、韓国の医者と話してもらうと、韓国の医者は「脳こうそくの疑いがあります」と言い出した・・・
とりあえず、夜のディナーショーを行わなければならない・・・そこで、難しい曲を外し済州島でのディナーショーをなんとか乗り切りました。
日本に帰って検査の結果、やはり脳こうそくの診断をうけました。西城秀樹さんはもともと血管が細い体質だったことに、長い間の不摂生な生活、水分補給を減らすボクサーなみのトレーニングが原因だったようです。
西城秀樹さんの、壮絶なリハビリ生活
何とか復帰を果たしましたが、脳こうそくの後遺症のため、しゃべりにくさと右半身に麻痺が残ってしまいました。
その後も、脳こうそくは完治することなく闘病生活が続いていきます・・・
2005年5月と2005年10月の検査では、また脳こうそくが発見されています・・・この時は自覚症状もない段階で発見されたので点滴治療で散らすことができました。
2010年10月にも脳こうそくで入院されていたようです・・・
西城秀樹さん、度重なる脳こうそくで後遺症が・・・
2011年の12月20日、西城秀樹さんは、なんとなく足取りがおかしい。酔っているわけでもないのに千鳥足になっているように感じたそうです・・・
すぐに、病院で精密検査をうけたところ、脳こうそくの再発でした・・・しかも今回は大きな脳こうそく・・・
手足に後遺症が残ってしまった西城秀樹さんは、入院しリハビリテーションを受けました。退院してからも家族の支えを受けながら、「また歌手としてステージに立てるようになりたい」との思いで必死のリハビリを続けました・・・
西城秀樹さんがリハビリと合わせて気を付けていたのは、水分補給でした。毎日、1.5リットルから2リトッルの水を飲むように心掛けていたようです。
2012年1月、脳こうそくを発症してから約2か月後に復帰コンサートを行いました。椅子に座った状態で、バラード中心の構成でしたが見事に再起しました!
西城秀樹さん、脳こうそくの後遺症との戦い
今回の脳こうそくは退院後も、大きな後遺症が残っていました・・・言語障害が残り、足がふらついてまっすぐ歩けない・・・
奥さんの美紀さんも懸命なサポートで、西城秀樹さんを支えました。
2012年7月に7回目の脳こうそく。
2013年1月に8回目の脳こうそくで入院
めまいでまっすぐに歩けない、転んでしまうという後遺症が残ってしまい、転倒し頭から出血することもあったようです。
西城秀樹さん、脳こうそくでも芸能活動を継続!
2014年は、後遺症に苦しんでいましたが、薬を飲み検査を受けてリハビリを続けながら、芸能活動を続けました。
2014年4月には『ヒデキの感激!NEXTハウス』という番組では、リフォームした家を訪問するというロケ番組で移動も多く大変な撮影をこなしました・・・
「同窓会コンサート」には年間80本も出演しています。
西城秀樹さん、2014年12月に多系統委縮症との診断
多系統委縮症とは、脳神経系の病気で、徐々に脳が委縮していくという難病でした。いまだに原因がはっきりせず、効果的な治療法もないそうです。
自律神経系統に障害が出て、立ちくらみ、排尿障害、ろれつがまわらない、手足の動きに支障がでるなどの症状があるそうです・・・
出典元:デイリー新潮
2015年1月には入院し多系統委縮症の症状を改善させる治療を行っています。
2015年4月、還暦ライブに出演!
還暦を迎えた頃の秀樹のインタビュー記事。
「病気を経ても、還暦を迎えても、西城秀樹は西城秀樹である限りずっとカッコイイ」
歌手西城秀樹としてだけでなく秀樹の人柄を知れば知るほど彼の虜になるはず。#西城秀樹 #DREAMLIFE pic.twitter.com/1r7Ou2YB7I— crystal_love (@crystallove_h) July 29, 2019
【いま読みたい】西城秀樹 脳梗塞後の心境を語る〈還暦鼎談「郷ひろみ×西城秀樹×野口五郎」〉https://t.co/QtrcsyeF3K #西城秀樹 #郷ひろみ #野口五郎
— デイリー新潮 (@dailyshincho) May 17, 2018
西城秀樹さんの訃報を聞き涙が出ます。ずっとリハビリ頑張っていらしたのに?
たぶんこれが全国放送最後の映像?
録画しといて良かった。
テレビそのまま写してます。映像悪しですありがとう。そして安らかに
心よりご冥福をお祈りします西城秀樹さんヤングマン pic.twitter.com/MS3ftUsYiM
— ???☀️さんちゃん☀️??? (@nananootousan) May 17, 2018
西城秀樹さん、2017年夏、水中毒になってしまう!
水分を制限したことが脳こうそくの原因のひとつだったと感じていた西城秀樹さんは、積極的に水分を取るようにしていました。
一日に1.5リットルから2リットルの水分を取っていましたが・・・次第に強迫観念からか4リットルもの水分を取るようになっていました・・・
急に転倒し、意識がもうろうとしていました・・・診断は「低ナトリウム血症」水分とのりすぎで血液が薄くなってしまったのです。
水分制限が必要なのですが・・・西城秀樹さんは水不足の恐怖から水分を取ってしまう・・・妻の美紀さんは懸命な看護を続けていました。黙って水を飲んでしまうので、水道の蛇口から水が出ないようにしたそうです・・・
2018年4月25日、自宅で倒れた西城秀樹さんは救急車で病院に運ばれました。すでに心肺停止の状態でした・・・
その後、意識が戻ることはなく・・・2018年5月16日に西城秀樹さんは亡くなられました。63歳でした・・・
まとめ
西城秀樹さんの脳こうそくとの戦いをみてきました。2001年に西城秀樹さんと結婚された美紀さんは、西城秀樹さんの看護を続けながら、3人の子供を育てていました・・・
一般の会社員から芸能人の妻となり母親を大変な苦労で過ごされたのだと思います。