川添象郎さん
は、日本の音楽プロデューサー。YMOや荒井由実(松任谷由実)などビッグアーティストのプロデュースで有名です。
最近も青山テルマの「そばにいるね」をプロデュース、健在ぶりを示しました。
また風吹ジュンさんの元夫としても知られています・・・
が!風吹ジュンさん含めこれまでに5回の結婚歴があり、また逮捕歴もあるということで、いったいどんな人物なのか・・・調べてみました。
この記事では、川添象郎さんのこんなエピソードをまとめています
- 川添象郎さんの華麗な経歴
- 海外での修行
- 音楽プロデュース業の実績
- 川添象郎さんの5度の結婚歴
- 川添象郎さんの結婚観
- カムバックして「ここにいるね」のメガヒット
- 川添象郎さんの逮捕歴
など、盛りだくさんです!!
風吹ジュンさんについてはコチラでまとめています
川添象郎さんのプロフィール
生年月日:1941年(昭和16年)1月27日
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、父親はイタリアンレストラン「キャンティ」の創業者!
父親は東京飯倉(現:港区麻布台)にあるイタリアンレストラン「キャンティ」を創業した川添浩史。
川添浩史の祖父は大政奉還の立役者である後藤象二郎です。
生母はピアニスト・原智恵子(浩史と離婚後、チェロ奏者ガスパール・カサドと再婚)。
イタリアンレストラン「キャンティ」は1960年(昭和35年)創業以来、各界著名人が利用するレストランとして有名です。
キャンティの常連客には、安井かずみ、加賀まりこ、コシノジュンコ、かまやつひろしら音楽、芸能、ファッション関係者から、三笠宮殿下や島津久永、島津貴子御夫妻など、皇族関係者までが含まれました。
川添象郎さんがプロデュースした荒井由実(松任谷由実)のアルバム、ミスリムのジャケット写真は「キャンティ」のピアノです。
出典:amazon.co.jp
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さんの生い立ち
慶應義塾幼稚舎を経て慶應義塾高等学校に進学しましたが、カトリックの信仰を持つ実母・原智恵子の意向でラ・サール高等学校に転校。
ラ・サール在学中、1959年4月26日に母とガスパール・カサドの婚約が発表され、父により東京に呼び戻されて和光高等学校に転校しました。
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、高校卒業後渡米
1959年、高校を卒業すると、舞台芸術を研究するために渡米、ラスベガスで働きます。
その後、1961年にはニューヨーク、グリニッジヴィレッジに。
「散歩をしていたらあるカフェから素晴らしいギター音楽が漏れ聴こえてきた。昼間なのに薄暗い開店前のそのカフェに吸い込まれる様に入って行ったのだ。すると、黒い髪、黒い瞳の若者が一本のガットギターを膝に抱え、凄まじい迫力のある音楽を演奏していた。」
川添象郎さんはフラメンコギターと出会い、フラメンコ音楽に惹かれていく。先生を紹介してもらい、毎日夢中で練習をした。
一年半後にはヴィレッジのカフェで人前で演奏できる様になっていました。
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、フラメンコの本場スペインへ
1962年の夏、フラメンコの本場スペインへ行かなければという想いから、ギター一本もってマドリッド空港へ。
マドリッドに着いたその晩に、町一番のタブラオ・フラメンコ「コラル・デ・ラ・モレリア」へ出かけ、その夜に出演者のジプシーアーティスト達と仲良くなり本場のフラメンコの神髄に触れる事が出来た。
1964年に帰国した川添象郎さんは日本のフラメンコギターリストでは当時唯一、本場スペインでフラメンコを体験したギタリストとして日本人に奏法を伝授したといいます。
川添象郎さんがプロデュースして、沖仁をフィーチャーしたSouljaのOne Time
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、大麻取締法違反で逮捕
ミュージカル『ヘアー』来日公演のプロデューサーを務めていたところ、打ち上げで大麻パーティーを開いて、大麻取締法違反で逮捕されました。
このため、「ヘアー」の日本上演は途中で打ち切りとなりました。
川添象郎さんは、この事件では執行猶予付きの有罪判決を受けましたが・・・
執行猶予期間中にも大麻取締法違反で逮捕(2回目)され、懲役8ヶ月の実刑判決を受け、前橋刑務所で服役しました!!
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、音楽レーベル『マッシュルーム』創立
1970年、村井邦彦、ミッキー・カーチス、内田裕也、木村英樹と共に音楽レーベル『マッシュルーム』を創立しました。日本初のインディーズレーベルでした。
『マッシュルーム』からはガロの「学生街の喫茶店」が大ヒットしました。
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、1977年『アルファレコード』設立
1977年には村井邦彦と共にアルファレコードを立ち上げました。
音楽プロデューサーとして、荒井由実(松任谷由実)やYMOといった社会現象を巻き起こすようなビッグアーティスト達を世に送り、数多くのヒット曲を生み出しました。
お正月に放映した
?#YMO?#名盤ドキュメント?
『#ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』#NHK再放送 です出演#高田漣#森山公稀#砂原良徳#松武秀樹#吉沢典夫#鮎川誠#川添象郎#横尾忠則#中沢新一#いとうせいこう#石野卓球#山口一郎
17(日)後3:15[#NHKBSP]https://t.co/mzx90mU0in
— NHK編成センター (@nhk_hensei) 2019年2月17日
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、YMOをプロデュース!大ヒットに!
細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏の3名で構成されたYMO(イエローマジックオーケストラ)は、今までになかった電子音をふんだんに使った楽曲だったため、当初全く売れませんでした・・・
川添象郎さんは、アメリカの大手レコード会社A&Mと交渉し、アメリカ公演を実現しました。
これが大成功でYMOの人気に火が付きました。
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、1980年代は空間プロデューサーとして活躍
バブル景気最盛期の1980年代半ばには、空間プロデューサーや外国人エグゼクティブを相手にした家具リース業などさまざまな活動をしていました。
1992年、川添象郎さんがプロデュースした後楽園のビアガーデンのオープニングパーティーには尾崎豊さんも参加していました。
風吹ジュンさんの元旦那、川添象郎さんの5度の結婚歴・・・今は・・・
2度の結婚&離婚の後、1981年には風吹ジュンさんと結婚。2年間の同棲生活を経ての結婚でした。
風吹ジュンさんによると
「川添象郎さんは、はっきりいって、わたしの一番嫌いなタイプだったんです。気障でいきがっていて、見せびらかすタイプで・・・
それなのになぜかというと私の知らない音楽や美術の世界を知っていて、それも本物を見ている・・・認めざるをえませんでした」と話しています。
1984年に長女が誕生、1986年に長男が誕生しましたが、1992年に風吹ジュンさんと離婚しています。
出典元:twitter
風吹ジュンさんとの離婚の原因は川添象郎さんの不倫!
離婚の直接の理由は、川添象郎さんと愛人との間に子供ができたこと。
愛人は、魔法の女といわれた、川添明子さんです。
六本木を歩いているとすべての男が振り向くほどの美女だったといわれています。
川添明子さん(旧姓、小出明子)は元最上興産社長、早坂太吉さんの愛人でした。
早坂太吉さんは銀座のママを愛人にしていましたが、川添明子さんと付き合うことになり
当時の雑誌には「銀座のママから地上げの帝王を奪った女子大生」として掲載され有名になってしまったので大学を辞めることになりました。
50歳の地上げの帝王と19歳の女子大生のカップルは長く続かず、
川添明子さんは川添象郎から熱烈アタック、ヨーロッパ旅行をプレゼントされたり、いろいろなブランド品を贈られました。
その後、二人は交際を始めふたりの間には、男の子が生まれました。
しかし・・・川添象郎さんに新しい愛人ができたことで別居してしまいました
林真理子さんの小説「アッコちゃんの時代」のモデルとなった女性です。
今朝バブルの再現ドラマみたいのやってて
川添明子さん当時の魔性の女の一言
「男の人の自慢話が好きなんです」
やっぱり聞き上手って最強だなと
バブルの頃相手を選び放題ってある意味ギャンブル、目は肥えてたと思う#Nスペ #NHKスペシャル #東京ブラックホール1989〜1990魅惑と罪のバブルの宮殿— pocopocot (@pocopocot1) May 3, 2022
川添象郎さん、荻野目慶子と不倫!
荻野目慶子さんとの不倫が原因で明子さんと離婚・・・
“アツイ演技で注目される荻野目慶子”
ボム 1983年(昭和58年)6月号#荻野目慶子#昭和 pic.twitter.com/ZjtJ7s8tVj
— 懐かしい昭和時代 (@natsukashi__) 2018年9月27日
その後2007年に、整体師の女性と再再婚されています。
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さんの結婚観
川添象郎さんの結婚観をご本人のブログから参照します
「結婚制度をつくったヤツはだれだ !!」
歴史的及び動物行動学的に考察してもこんな不条理な決め事をつくってるのは
人間だけじゃないの?西洋は一神教文化だから「神が決めたのだ」とかたずけちゃって得々としている。
日本は平安時代いやそれ以降もこんな不条理な制度はついこの間までなかったはずだ。
2次世界大戦に負けて、アメリカ的民主主義(!!)が主流になって強力な制度として定着したんだろうナア…..
そもそも殆どの男共が女が「人間」であると思っていることが大きな間違いなのだ。女は人間ではない!女は神なのだ!!(日本人は賢明だから妻のことをカミさんと呼んでいる)参照元:川添象郎さんブログ
なんだか、自分勝手な主張のような気もしますが・・・どうなんでしょうね
川添象郎さん歴代の女房たち!!
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さんの逮捕歴
きらびやかな経歴だけでなく、さまざまな問題もおこしています。
先ほども触れましたが、若い頃は大麻での逮捕歴がありました。
1982年12月には大麻取締法で逮捕。
さらに自宅から覚せい剤を染み込ませた米ドル札が発見されたため、覚せい剤取締法違反で再逮捕されました。
1997年12月には自社の元社員を監禁暴行。全国に指名手配され、1998年3月に懲役3年執行猶予5年の判決を受けています。
この執行猶予期間中の1997年7月、覚せい剤所持の現行犯で逮捕起訴され1999年10月、懲役1年6カ月の実刑判決を受けました。
2013年6月にはコンビニで万引きをしたとして窃盗で逮捕、その際に覚せい剤の反応が出て再逮捕されました。
2013年10月、保釈中に大麻を所持していたとして大麻取締法違反容疑で逮捕されました。
覚せい剤取締法違反ならびに大麻取締法違反の罪で起訴され、2014年1月8日、東京地裁で懲役2年の実刑判決が言い渡されました。
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さんと岡村靖幸さんの関係は?
薬つながり・・・ではありません
お互いに認め合う天才同士、よく気が合うようで・・・
お二人で飲み歩いたり食事もされているようです。音楽でもコラボが見られるかもしれませんね。
Soulja『ここにいるよ feat.青山テルマ』をプロデュース、大ヒットに!!
音楽プロデューサーとしてカムバックし、Souljaをプロデュース。これが大ヒットし、アンサーソングの青山テルマ『そばにいるね feat.Soulja』は当時の着うたブームもあり、1000万ダウンロードのギネス記録となっています。
SoulJaには「もしボクにプロデュースを依頼するならば三年間はボクの方針に絶対に服従して欲しい! それを約束するなら一ヶ月以内にメジャーレコード会社とALBUM契約をし、そのファーストアルバムでSoulJa をブレークさせる」
と宣言。有言実行しました。
川添象郎さんの人脈で佐藤博、細野晴臣、高橋幸宏、ピアゾラ等のスーパーミュージシャン達もサポートしたようです。
当時全く無名だった「青山テルマ」を抜擢したことも成功の要因でした。
「ここにいるよ」のデモテープが出来上がった時の話ですが、
川添象郎さんがスタッフに「曲の評判はどうですか?」と聞いたところ、「すごくいいですね」と。
川添象郎さんはそれを聞いて、「誰に聞かせたんだ?何人のアンケートを採ったんだ?」と。
スタッフは、「レコード会社内のスタッフです」と。
そこで、川添象郎さんは、マーケティングのターゲットではないレコード会社のスタッフ3~4人に聞かせても、まったく参考にならないよ。
おれがアンケート採りに行く、と言ってi-podとヘッドフォンを持って、近くのコンビニに入っていって、ヒマそうなコを見つけて、デモテープを聞いてもらったそうです。
ヘッドフォンをかけさせて、曲を聴かせました。
その曲は切ないラブソングだったから、そのコが泣いたら、その曲はヒットするだろう、と。
結果3人に2人が泣いて、リリースにGOを出した、といいます。
風吹ジュンさんの元旦那・川添象郎さん、まとめ
とにかく、型破りな人物で、まとめきれません・・・
問題もとても多い人物ですが、音楽界・芸能界に多くの足跡を残しこと・・・は間違いありません!
この先、6回目の結婚はあるのでしょうか???