1970年代生まれ PR

寺島しのぶさんの若い頃、もがいていた20代とその後の大活躍を振り返ります

寺島しのぶ
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存在感抜群の演技で活躍中の寺島しのぶさんですが、

歌舞伎役者の家に生まれ、20代から女優業を始めたものの、役に恵まれず30代でブレイクしました。

若い頃の寺島しのぶさんの活躍を振り返ります。

寺島しのぶさんのプロフィール

  • 本名:寺嶋 グナシア 忍(てらじま グナシア しのぶ)
  • 生年月日:1972年12月28日
  • 出生地:京都府京都市
  • 出身地:東京都
  • 松濤幼稚園(渋谷区松濤)
  • 青山学院初等部
  • 青山学院中等部
  • 青山学院高等部
  • 青山学院大学文学部卒業
  • 身長:163 cm
  • スリーサイズ:B80/W60/H83
  • 血液型:B型
  • 配偶者:ローラン・グナシア

著名な家族

  • 祖父:俊藤浩滋
  • 父:七代目尾上菊五郎
  • 母:富司純子
  • 弟:五代目尾上菊之助
  • 長男:寺嶋眞秀

寺島しのぶさんの家族は歌舞伎一家だった

父親は歌舞伎役者の七代目尾上菊五郎さん、母親は女優の富司純子さん、弟は歌舞伎役者の五代目尾上菊之助さんです。

幼少期から踊りやお稽古事などの習い事をしていました。

歌舞伎役者のなれない苦悩があった

しかし、5歳の時に弟、菊之助さんが生まれると、周りの目がすべて弟に向かったことに寂しさを感じたそうです。

伝統芸能を継ぎたいが、女は舞台に立てない。それで、弟が稽古する姿を観客として見守るしかなく・・・く女優を目指す原動力になっていきました。

松濤幼稚園(渋谷区松濤)を経て、青山学院初等部に進みます。

小学生時代は、弟の菊之助さんとCMに出演したこともありました。

青山学院中等部に進学、中等部時代はバレーボール部に所属して主力選手として活躍していました。

このころ、寺島しのぶさんは反抗期で、歌舞伎一家に生まれたのに女だからという理由で歌舞伎役者になれないことにもどかしさを感じて、家族と口をきかないこともあったそうです。

青山学院高等部に進学し、高等部時代はハンドボール部に所属しエースを務め、東関東代表にも選ばれるほどでした。

本格的に歌手を目指したことも

また、高校時代は寺島しのぶさんがボーカルで男子生徒とバンドを組んで学園祭でレベッカやプリンセスプリンセスなどをコピーして演奏していました。

歌手を目指して本格的にボーカルのレッスンを受けていたそうです。

高校時代はジャガー横田やクラッシュギャルズのファンで、プロレスラーになることも考えていたそうです。

高校2年生だった時に、母親の富司純子さんが主演のテレビドラマ「詩城の旅びと」に緒形拳さんの娘役で出演していました。

難関を突破し文学座研究所に入所

内部進学で、青山学院大学文学部に進学した寺島しのぶさんは、父親の親友であった太地喜和子さんの勧めで女優を志し、大学在学中の1992年(平成4年)に文学座に入りました。

自宅を訪れた太地喜和子さんから「あなた、女優やりたいんじゃない?」と言われ、狭き門だった文学座に挑みました。

文学座では内野聖陽さんと同期でした。

当初は親の七光りと揶揄されていましたが、不断の努力で成長していきました。

1996年(平成8年)に退団しましたが、その際には同劇団の看板女優、杉村春子さんから「フリーになっても頑張って」とエールを送られたそうです。

20歳の時に女優としての活動をスタートしたが・・・

映画や舞台、ドラマにも出演したものの「これだ」という役にはめぐり合えず・・・

そのため20代の頃はいろんな役をやって多くの経験をしようと、色んな役を引き受けていました。

20代の頃を振り返って

文句を言う余裕もなくて、イライラしてましたね。ただひたすら耐えて、やっていたような気がします。若い子はなかなか言いたいことを言えないですからね。だから、思いやりをもって、いろいろなところに気遣いができるようになれたらいいなと思っていますよね

 

大胆なヌードシーンに母の富司純子が大反対!

2000年に映画『シベリア超特急2』で映画デビューを果たすと、

2003年に公開された映画『赤目四十八瀧心中未遂』に主演。

背中一面に迦陵頻伽の入れ墨を入れた姿をさらすシーンやセックスシーンなどがあり、母が止めるのを振り切って自ら出演を決め、下層の暮らしを送る主人公をここではない世界へと誘う濃密な魅力を持った女・綾を演じました。

大胆なヌードシーンについては、母の富司純子(藤純子)から「あなたがヌードになるなら私は自殺する」と猛反対を受け、大げんかになったそうです。

富司純子
富司純子(藤 純子)さんの若い頃『緋牡丹博徒のお竜』の色気がスゴすぎた数多くの任侠映画で、鶴田浩二さんや高倉健さんの相手役を務め、東映を代表する美人女優として人気を博した、富司純子(ふじ すみこ)さん。 今回は、そんな富司さんの若い頃の大活躍を振り返ってみます。...

映画『ヴァイブレータ』では、大森南朋さんと共演

偶然出会った長距離運転手のトラックに乗って短い旅をする女・早川玲役を演じ

フリーライターの仕事をするうちに他人の思考や言葉に精神を支配されていく玲が、男と体を交わすことで次第に解放され、本能がほどけていくさまを生々しく演じました。

バイブレータ 大森南朋 寺島しのぶ バイブレータ 大森南朋 寺島しのぶ

映画『ヴァイブレータ』はAmazon Primeで無料視聴可能です(2022年12月現在)⇒リンクはコチラ

西田敏行さん主演の『ゲロッパ!』ではタクシー運転手の藤沢香織を演じました。

『ゲロッパ!』の脚本家、羽原大介さんは朝ドラ「ちむどんどん」の脚本も担当しています。

すず
すず
『ゲロッパ!』では常盤貴子さんが西田敏行さんの娘役で出演していました

映画『ゲロッパ!』はAmazon Primeで無料視聴可能です(2022年12月現在)⇒リンクはコチラ

日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞

2003年に出演した映画『赤目四十八瀧心中未遂』『ヴァイブレータ』『ゲロッパ!』での演技が認められ、第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を始め、日本国内外で10以上の映画賞を受賞しました。








2007年、フランス人と電撃結婚

2007年、寺島さんが34歳、夫のローラン・グナシアさんが39歳の時に、
結婚されました。

寺島しのぶ ローラン・グナシア

ローランさんには、事実婚をしていたときの娘さんクレオちゃんがいます。

二人の出会いは、2006年の秋

東京の映画祭「フィルメックスフェスティバル」を主催されたローランさんに、

寺島さんが一目惚れ!

ローランさんは日本語がしゃれべず、寺島しのぶさんも英語フランス語が話せないのに

デートを重ねて結婚に至りました。

クレオ 寺島眞秀クレオさんと眞秀くん

家族仲のいい様子が伝わってきますね

寺島しのぶさんの若い頃、まとめ

歌舞伎の家に生まれた寺島しのぶさん、ブレイクしたのが30代と、遅咲きなのですが、

若い頃は、母親で大女優の富司純子さんと比べられて苦しい時期を過ごしたようです。

女性ということで歌舞伎役者になれないことは理不尽ではありますが、これからも女優としての活躍が楽しみです。